2024年 CEO年頭挨拶
みなさま、明けましておめでとうございます。
新しい年が始まり、私たちは新たな希望とエネルギーを抱いて2024年に突入しました。
RESTAR株式会社は皆様の支えに感謝し、新たな一歩を踏み出す時を迎えています。
私たちのビジョン(会社の存在意義、達成したい目標)は「不動産売買が活発に行われる社会」です。
人が自然と共生しながら、住まい・働き・憩い・語らう。
住宅・オフィス・商業施設・ホテル・ヘルスケア施設・物流/産業施設など、時代とともに進化する不動産は常に人と地球にとってよりよい場所を創出し続けています。
不動産市場に多くのプレーヤーが参画し、不動産売買がより活発になれば、もっとよりよい場所がこの地球に持続的に生み出されていく。それが私たちの目指す社会です。
私はかつて外資系投資ファンドの不動産投資チームに在籍していました。
債券・株式投資やM&Aのような金融業界では、膨大な情報を基に投資意思決定を行う環境が整備されており、より高度な意思決定プロセスのもとで活発に取引が行われていました。
一方で、日本での不動産売買においては、情報源は多種大量な紙/Excel/PDF資料/ウェブサイトなどに散在し、情報の収集・集約・分析・意思決定は非常に困難でした。
不動産売買に有益に活用されるべき情報が体系的に入手できず、属人的でアナログな業務を強いられるなか、限られたプレーヤー間での不動産売買に終始せざるを得ない現実を目の当たりにしたのです。
この現実こそ、よりよい不動産売買の機会損失を起こす要因ではないかと考えるようになりました。
不動産売買においても、金融取引と同様、膨大な情報を体系的に収集・集約できる基盤があれば、より多くのプレーヤーが参画し、不動産売買が活発となるのではないか?その結果、人々、国家、そして地球にとって、よりよい場所が創出されやすくなるのではないか?
そうした想いから、不動産・地理情報の管理分析プラットフォーム「REMETIS」を開発・提供してまいりました。
昨年は、不確実な状況に立ち向かいながら、私たちは変わり続けました。クライアントの皆様のニーズに柔軟に対応し、提供するソリューションの品質を高める努力を怠りませんでした。
その結果、不動産投資・開発のみならず、不動産売買仲介を活発化する機能(ニーズマッチングβ版/外部共有機能/異動調査)をリリースし、これまでにないユースケースを創出できる環境が整いました。
2024年には、さらなる成長と発展が待っています。
不動産投資・開発・仲介業務を包含する機能拡充により、クライアントの皆様が「自社/自社グループ全体でREMETISを活用し成果をあげる」ご支援を加速させます。加えてビジネス/エンジニアリング両面において、組織を拡大し、より多くのクライアントの皆様のご期待にお応えできる体制を整えてまいります。
私たちはチーム一丸となり、クライアントの皆様に寄り添い、イノベーションを追求し、不動産売買をさらに活発化させていきます。私たちのサービスと製品は、クライアントの皆様にとって本当の価値を提供し続けます。
新しい年には、クライアントの皆様、パートナー、そして従業員の皆様との協力をさらに深め、共に新たな成功を築いていくことを楽しみにしています。RESTAR株式会社は皆様とともに歩み、未来を切り拓いていきます。
2024年が皆様にとって健康で幸せな一年であり、夢と目標を達成する年となりますよう願っています。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
RESTAR株式会社 代表取締役CEO
右納 響