「REMETIS」に新機能、”REMETIS異動調査(β版)”を追加、未公開取引も含む網羅的な不動産取引データベースの提供が可能に
2022年10月5日 ― RESTAR株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:右納響、以下RESTAR)は、運営する不動産情報分析プラットフォーム「REMETIS」において、新機能、”REMETIS異動調査(β版)”をリリースしましたので、お知らせいたします。これによりユーザーは、REMETISが提供する情報管理・分析機能上で、未公開取引を含む網羅的な不動産取引情報を容易に取得することが可能になりました。
”REMETIS異動調査(β版)”の概要
本機能では、届出された全ての登記変更情報※1から、1)土地所有権の変更があり、2)土地の推定金額約5億円以上の主な不動産取引を、独自のアルゴリズムを用いて自動抽出・謄本PDFを自動取得・PDF内データを自動読込することで、弊社独自の不動産取引データベースの構築を実現しました。これまでは、ユーザーが目視で1件1件謄本PDFを取得し、Excelや自社の管理システムなどに手入力しながらデータ化するなど、能動的に把握できる取引数は非常に限定的でしたが、本機能によりREMETIS上で未公開取引を含む過去の不動産取引情報を網羅的に把握できるようになります。
これにより、1)特定のエリア※2の未公開案件を含む取引情報、2)取得に積極的なプレイヤー、3)売却の可能性がありそうな物件の把握が可能になるなど、ユーザーの用途に応じた活用によりさらなる業務効率化を実現します。
REMETISは、守秘性の高い社内データのセキュリティを確保しつつ、世の中に点在するマーケットの不動産取引データを収集・整理、分析、一元管理できるデジタルツールとして、不動産売買におけるプロセスのDXを推進してまいりました。その利便性の高さから、多くの不動産・金融のプロ(投資や開発プロジェクトに携わるデベロッパー、資産運用会社、仲介会社のほか、物件を評価する不動産鑑定会社、案件を審査、管理する金融機関等)にもご導入いただいております。
JLLのグローバル不動産透明度インデックス※3において、日本における市場ファンダメンタルズは依然低く、多くのユーザーからREMETISでしか取得できない不動産データに対し、非常に高いニーズがありました。
本機能の追加により、弊社は、業界への深い洞察・最新のテクノロジー・ユーザーからのフィードバックを反映した、唯一無二の不動産データサービスを提供します。
REMETIS異動調査機能の操作画面。検索結果のExcelや登記簿謄本PDFのダウンロードも可能
※1:データ対象期間は2018年以降の取引から提供開始
※2:対象地域は東京都中央区から開始しますが、β版提供期間中に順次都内全域へ拡大予定
※3:2022年8月31日JLL発表、2022年版 グローバル不動産透明度インデックス
お問い合わせ
導入フローにつきましては、下記よりお問い合わせください。
REMETISのデモリクエスト:https://www.remetis.jp/demo
その他お問い合わせ:https://www.restar-inc.com/contact/
REMETISについて
REMETIS(レメティス)は、事業用不動産の投融資での情報整備・検索・分析における課題を解決するプラットフォームです。あらゆる不動産・地理情報を検索可能なだけでなく、各社が保有する紙・PDF情報も自動的にデータベース化し、情報の山を資産に変えます。
製品URL:https://www.remetis.jp/
RESTAR株式会社について
所在地:東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟22階 SPROUND
代表者:代表取締役 右納 響
事業内容:情報プラットフォームサービスの構築等
URL:https://www.restar-inc.com/